中沢けい公式サイト 豆畑の友
ホーム プロフィール・著作リスト 中沢けいへの100の質問 中沢けいコラム「豆の葉」 お問い合わせ
中沢けいコラム「豆の葉」
   
 

暖気してきた

2005年03月10日(木)

 青森の「めだかの学校」事務局からおたよりをいただきました。今年の青森は記録的な豪雪でした。以下、青森の「めだかの学校」事務局からいただいたお便りの一部です。

「こちら青森は、ニュースでご存知かもしれませんが観測史上4番目という大雪の冬になってしまいました。
<昨日どこそこの誰かが屋根雪をおろしていて屋根から滑り落ち、んヶ月の怪我をした>、<どこそこの店舗が1メートル50センチの屋根雪に耐え切れず倒壊した>等々、雪被害の記事が地元新聞に掲載されない日がないような状況になっています。

ですが、春の来ない冬はない、と言いますように、二、三日前あたりから雪国特有の重く暗い空に晴れ間の占める割合が多くなってきたような感じがしています。
こちらでは「暖気してきた」と言いますが、寒気に締め固められた道路の雪が融けはじめ、やわらかくなった雪の上を行き交うクルマがまるで波乗りしているみたいに揺さぶられる状態になってきました。 春の近いことが実感できるきょうこの頃です。」

 青森では春の訪れのことを「暖気してきた」というのですね。まず空気や空の感じから長い冬の終わりをいち早く感じる実感のこもった言葉です。

 しかしやわらかくなった雪も車にとってはかなり曲者です。どうぞ皆さん、交通安全をこころがけて下さい。春はもうすぐそこまで来ています。

↓前の日記 / 次の日記↑

   
談話室 リンク集「豆の茎」 メルマガ「豆蔵通信」 サイトマップ