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茹で蛙クー・デター
2015年06月07日(日)
6月5日(金)はフジ、6日(土)はテレ朝が池上彰氏をキャスターにして近隣諸国への敵意をあおるような番組を流しているらしい。安保法制成立へ「国民の理解を求めるため」のキャンペーンか。 新幹線のグリーン車が積んでいる「ウェッジ」では「激化する中韓の情報戦」なる記事が掲載されている。タイトルを見えるだけで、おおよそ内容の見当がつくので読んではいないけれども。嫌な感じ。ついでに言えば30代、40代のビジネスマンが戦後の歴史に疎いのではないかという疑いを持っている。また第一線の新聞記者やジャーナリストも直観的に危険を感じるほどの基礎的な知識を欠いているのではないかと不安を覚える。首相が「ポツダム宣言を詳らかに読んでいない」というのは、日本国建国の歴史をあんまり知りませんというのと同じ。 放送局と新聞社を占拠して憲法を無視する法制を敷くのを2日でやったらクー・デター。2年かけてやると、そう見えない。でも「茹で蛙クー・デター」という新語を作ってもいいかもしれない状況。 特定秘密保護法の時には反中、嫌韓本が町の本屋にあふれた。安保法制では、近隣諸国への敵意を煽るビラを自民党が作り、テレビでは危機を煽る番組を放送している。同じパターンでだんだんと恥も外聞もなくなってきている。
「茹で蛙クー・デター」 安倍政権の「茹で蛙クーデター」には戦略性を感じる。まず活字で反中、嫌韓。これで特別秘密保護法。それからテレビでより大衆化。どこかでそんな話を聞いたという視聴者の既視感を利用。安保法制をやり下地作り。「違憲だ」という批判に「じゃ、改憲しましょ」と展開させる。
そんなことをさせてなるものか。 竜頭蛇尾内閣。 羊頭狗肉政権。
うちのHPの管理人の豆ちゃんはこんなことばかり書いていると「機嫌が悪い」と思っているらしいことを知ってびっくりした。政治的関心を持つと「機嫌が悪い」と思い込む豆ちゃんの常識はどこでできたのだろう?興味深々。
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