|
|
|
|
|
|
中国と韓国の現代文学撰集
2010年12月01日(水)
トップページで紹介した『中国現代文学撰集 イリーナの帽子』と『韓国現代文学撰集 いまは静かな時』の新刊案内が版元のトランスビューのHPに出ました。
【新刊のご案内1】12月1日発送開始『イリーナの帽子 中国現代文学選集』東アジア文学フォーラム日本委員会・編 本体2000円 5つの短編、1つのエッセイ、1つの詩篇を、作家別6分冊に収め、解説冊子を付す。
【新刊のご案内2】12月1日発送開始『いまは静かな時 韓国現代文学選集』東アジア文学フォーラム日本委員会・編 本体2800円 韓国の代表的現代作家の自選作品集。10の短篇と1つの詩篇を、作家別10分冊に収め、解説冊子を付す
中国は6分冊、韓国は10分冊がひとつの箱に収まるという装丁です。1作家1作品。それぞれ小冊子になっていますから、持ち歩くいて読むのにも便利です。また分冊単位の販売もトランスビューに直接申し込めば可能だとのことです。ただし、解説冊子は分売不可。中国は島田雅彦さんが、韓国は私が解説を書いています。
新しいスタイルの本のデザイナーは須山悠里さん。 こちらに須山さんのHPがあります。
須山さんには中国と韓国の現代文学撰集のデザインだけではなく東アジア文学フォーラム in 北九州のチラシ、ポスター、プログラム、資料集、朗読会テキストなど全てを関連性と統一性のあるデザインにしてもらいました。ちょっとたいへんだったみたいです。須山さんの日記を読むとそれが解って恐縮。
ポスターから始まり撰集までデザインの統一性を持たせるという態度も、撰集を小冊子の分冊にするというアイディアももとは詩人の平出隆さんが提案したものです。全体がそれぞれの個性を主張しながら、バランスの良いハーモニーになっているというデザインになっています。
あとで豆蔵君に写真を入れてもらうつもりです。豆蔵君、師走に入って忙しいでしょうけれども、どうぞよろしく。あと、アドレスにリンクを貼ってもらえるとうれしいんだけどなあ。
へぇーい。(豆)
↓前の日記
/ 次の日記↑
|
|
|
|
|
|
|
|
|