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中沢けいコラム「豆の葉」
   
 

書評・時評・本の話 1978〜2008

2010年10月06日(水)

 河出書房新社の小池さんと、今、編集している評論集の打ち合わせをしました。「書評・時評・本の話 1978〜2008」というタイトルになるはず。はずと言うのは、三つの単語の間にナカグロが入るか、入らないか、この語順で並べていいのかなど、これからの検討事項が含まれているからです。

 しかし、その前の「原稿を集める」という大仕事があります。すでに関係の皆様にはいろいろと御協力をいただいていまして、御礼申し上げます。自分でも不思議だと思うのだけど、記憶にちゃんと残っているような仕事が、どうしたわけか、スクラップには残っていないのです。理由のひとつは、たぶん、単行本や文庫本に収録された文章をとっておくときに、ある時期までコピーを使っていなかったことがあるでしょう。自宅の前にコンビニが出来て、そこでコピーを取れるようになってからは、コピーで保存しています。が、その前は「本」そのもので保存していたので、その「本」がどこかに紛れ込んでしまったのです。そういうわけで「原稿を集める」という大仕事で、あっちへうろうろ、こっちへうろうろしています。もちろん、助手の寧々ちゃんにも、あっちへうろうろ、こっちへうろうろしてもらっています。

 今日は装丁の話もしました。装丁については、また、改めて書くつもりです。

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